青葉台営業所って何ぞ??
東急バス 青葉台営業所。神奈川県横浜市青葉区さつきが丘7番地に位置する、東急バスの営業所である。
2021年現在、東急田園都市線 青葉台駅を中心にバス路線を展開し、横浜市青葉区、緑区、都筑区、港北区、そして川崎市宮前区にも路線網を伸ばしている。
青葉台営業所の開設は1981年6月23日。営業所開設以前は川崎市高津区に所在する高津営業所の車が遙々回送し、田園都市線沿線の路線をカバーしていた。例えば高津営業所から青葉台駅発着の路線に運用する場合、営業所から青葉台駅までは国道246号経由で13kmという長距離回送となる。長距離回送すると言うことは、それだけ営業所を早目に出庫しなければならず、渋滞というリスクも伴う。これらのリスクを解消する為に開設されたのが青葉台営業所である。営業所開設の効果は顕著に現れ、営業所からの回送距離が大幅に縮まるとともに、青葉台、市が尾、あざみ野、たまプラーザエリアを走るバス路線の運行本数増加にも寄与した。
青葉台営業所開設に当たっては、移管先の高津営業所からも若干の移籍はあった物の、大半は営業所開設前日(1981年6月22日)に閉所した中延営業所より移籍させる形を取った。中延営業所の所属車は大半が日野車だった為、青葉台営業所も日野車の所有率が高い営業所となり、これは2021年現在も変わらない。
そして青葉台営業所と言えば、団地輸送を支える数々の長尺車が上げられる。営業所開設時に中延、高津から移籍してきた日野RE140から始まり、1987年から1990年までと、1993年、1994年は高出力3扉の日野ブルーリボン長尺車を投入。2003年以降も断続的に長尺車が投入され、2021年現在は2006年式、2008年式、2009年式、2014年式の日野ブルーリボン2長尺ワンステップ車、そして2015年以降投入されている三菱エアロスター、日野2代目ブルーリボンの標準尺ノンステップ車が日々の団地輸送を支えている。
私が6歳の時に誕生した、東急バス 青葉台営業所。私は長年青葉台営業所のエリアに在住し、転勤で青葉台の地を離れても尚、青葉台を追いかけ続けている。そして、これからも私は青葉台営業所と寄り添って生きていく。バスが好きになるきっかけを作った場所だから!!!
参考文献等
こちら東急バス青葉台営業所のデータは、下記の文献等により成り立っています。
・東急バス10年の歩み(東急バス株式会社編)
・東京急行電鉄50年史(東京急行電鉄編)
・'** 東京急行
(**の部分には西暦の下2桁が入る。おそらく東京急行電鉄が毎年発行していた年次報告書的な刊行物だと思いますが詳細は不明。情報をお待ちしております。国立国会図書館、電車とバスの博物館等で閲覧可能)
・バスジャパン・ニューハンドブック30 東急バス(BJエディターズ)
・Wikipedia(東急バス青葉台営業所)
・その他、私自身の記憶
・ホームページをご覧頂いた皆様の情報提供
いつも、ホームページをご覧頂いている皆様、ありがとうございます!! これからも宜しくお願い致します。