久々のふそう車
2024年度、青葉台へは9月より新車の投入が始まった。
まずは三菱ふそうエアロスターノンステップバスが3台投入されている。
タイヤ間の長さ(ホイールベース)は4.995mのK尺を選択。ふそうのK尺ノンステップバスが新製投入されるのは青葉台では初の事案。三菱ふそうの新車が入るのも2019年7月以来であり、5年2ヶ月ぶりとなる。
2022年12月22日に発売となった一部改良型モデルであり、周囲の明るさを検知して自動的に前照灯を点灯/消灯するオートライト機能を標準装備。ドライバー異常時対応システムにも改良が施され、客席の非常ボタン作動後からブレーキ作動開始までの間もアクセル操作が強制的に無効の状態となる様変更された。また、車両の緊急停止後も音声案内を引き続き報知する設定となっている。
車内座席配置は2019年度投入車と大きな変更点は無く、左側前輪上の座席(通称マニア席)も存続。中扉から後ろは最後列が5人掛け、非常口列が2人掛けとなっている以外は全て1人掛けの進行方向向き座席となっている。
後面の乗降中表示機器は、この年度の投入車より薄型の物に変わっている。
久々の「黒」
そして2025年に入って、2月には標準尺のノンステップバスが2台投入。標準尺のノンステップバスは2019年7月投入の1973以来で、約5年7ヶ月ぶりの増備となった。
この代からは側面の窓サッシに黒色の物が採用されている。三菱ふそう車に於ける黒サッシガラスの採用は、2005年2月に淡島営業所へ投入された585(PJ-MP37JK)以来で約20年ぶり。複数台での採用は2001年5月に青葉台営業所へ投入の275〜282(KK-MJ26HF改)以来約24年ぶり。大型車での複数台採用は1997年6月投入の1696〜1699(何れもKC-MP317K)以来、約27年ぶりとなる。
車内座席配置は9月投入車とほぼ同様で、中扉から後ろの座席配置も変更点は見られない。
青葉台営業所に在籍実績のある車両
(2024年度車)
三菱2PG-MP38FM(2台【確認分】)